カラフルな民族衣装で登場「BRICS女性フォーラム」 (9月18日〜20日、St. Petersburg)
今年9月、サンクトペテルブルクでBRICS Women’s Forum 2024 「BRICS女性フォーラム」が開かれました。今年から同フォーラムはユーラシア女性フォーラムの一部として開催されます。BRICS諸国の女性リーダーたちが「女性の視点」からグローバルな課題について話し合う場となりました。テーマは持続可能な経済発展、文化的・社会的な交流、そして国際舞台での女性のイニシアチブ推進など、いずれも重要な課題ばかりです。
開催場所となったのは18世紀の美しい歴史的建築物、タヴリーダ宮殿です。20世紀初頭にはロシア帝国議会下院が開かれていた場所です。当時、議場には一人の女性議員もいませんでしたが、女性フォーラムには126ヵ国から2000人の女性代表がカラフルな民族衣装をまとって参加しました。
女性フォーラムは雰囲気がとても和やかで、文化的な交流も絶えませんでした。日本からの参加者も見られました。政治の舞台でも女性の役割は間違いなく上がっています。議場を女性議員が埋め尽くす時代が来るかもしれません。それこそが「女性の時代」です。
タヴリーダ宮殿内
日本の国旗の前に自撮りをするロシア人女子参加者
下駄の伝統を説明する日本人の方