
モスクワ地下鉄 開業90周年
2025年5月15日、モスクワ地下鉄は開業90周年を迎えました。
最初の路線は1935年に開業し、当時はわずか13駅、11.2kmの距離でした。現在では302駅、車両数は6,700両以上、1日あたりの乗客数は8百万人を超えています。
モスクワ地下鉄はその規模だけでなく、「世界で最も美しく清潔な地下鉄の一つ」として国際的にも高く評価されています。48の駅はロシアの文化遺産に指定されており、多くの駅が大理石やモザイク、ステンドグラス、彫刻で美しく装飾されています。
他国の首都の地下鉄と異なり、モスクワの地下鉄は非常に清潔で、駅構内はまるで美術館や宮殿のような空間です。地下深くを走る車両内では無料Wi-Fiも利用可能で、約100円相当の乗車券ひとつで、改札を出るまで距離に関係なく全路線を自由に乗り継ぐことができます。
2025年のモスクワ地下鉄はクモの巣のように広がり、都心と郊外を結ぶだけでなく、郊外同士も直接つなぐネットワークとなっています。
最初の地下鉄路線は1935年に開通し、13の駅が設置されました。
1975年には、地下鉄はモスクワの中心部と郊外を結ぶ路線網となっていました。
90年の歴史を持つ多くの駅は、美術館のような佇まいを見せています。
一部の駅の壁に施されたモザイクは、まるで芸術作品のようです。